今日というこの日
今日は少し特別な日でした
今となってはなんの意味も持たないはずなんですけど
どうしてもこの日を意識下に置いてしまうと
動悸と吐き気が止まらなくなるんですよね
過去の自分の愚かさを思い出しては
自己嫌悪に陥ってしまうし
もう過去の事であるはずなのに
つい昨日までそこにいたような気がしてしまう
記憶と執着は恐ろしいものです
よくある青年の話とでも美化すれば
少しは納得できるのかもしれないけど
でも結局別れになんて意味は無いし
その理由を知ったところで今更何が出来るのって話です
そう言い聞かせてみては
頑張れる理由を付与したがるし
もう何も無いってわかってても
ふとした時にその影がちらつくんだよな
こんなんどーしよーもないし
俺の中から取り出したいとも思わなくなってきた
というか諦めかけてるし
呆れてるんだけど
それでも今の自分がこうして
考えすぎ悩みすぎと言われたこの頭で
いろんな事に興味を向けることが出来るのも
誰かを想う気持ちも
強くなろうって思えるのも
あの別れがあったからで
あれが俺を良くも悪くも変えたわけで
繋がりがなくなって初めて
実を結ぶんだろうな
なんでこう
後手に回らざるを得ないんだろうな
この厄介な幻想の前では
おめでとう